蟻のエンサイクロペディア

◆アリを楽しむ

アリを見ていると時間が溶ける

初めて自宅にアリを迎え、アリの観察を楽しむ。
初めて間近で観察するアリの一挙手一投足に心を奪われながら充実した趣味の時間を感じる。
アリを見ているとまさに時間が溶けるように過ぎていきます。
そうしているうちにアリへの興味は次の段階へと進んでいき、気付けばアリの世界にどっぷりとハマってしまいます。

「もっといろんなアリを見てみたい」
「もっと上手に飼育してみたい」
「自力でアリを採集してみたい」

これらは私がアリの世界にどっぷりハマる要因となったポイントです。
これからアリの飼育を始める方も既にアリの飼育をされている方もこれらのポイントを辿れば広く深くアリを楽しめるのではないでしょうか。
どこまでも楽しいアリの世界

「もっといろんなアリを見てみたい」

日本国内には約300種ものアリが生息しています。
体色は黒色や赤色、褐色や黄色など様々。
色彩は胸部だけ色が違うもの、腹部に斑紋や縞模様のあるもの。
形状は一般的なアリの形状のものから大腮が特徴的な形状のもの、細長いものやずんぐりしたもの、針を持っていたりトゲを備えていたりまさに多種多様。
さらに大きさは1mmというほとんど見えないようなものから20mm近いおよそアリとは思えない巨大なものまで存在する。

色々なアリを見てみたいと思えば、色々な環境や色々な営巣場所を知り、探していかなければなりません。
「もっといろんなアリを見てみたい」という興味の探求はアリのみならず地理や環境を知るという奥深さと広がりを感じさせてくれるでしょう。

↓のページでは私が実際にこれまで観察してきたアリの種類についてまとめてあります。
◆アリの種類
大型種ムネアカオオアリと小型種ウロコアリ
斑紋が美しいヨツボシオオアリ
大腮が特徴的なアギトアリ
鍵状の腹部が特徴的なイトウカギバラアリ

「もっと上手に飼育してみたい」

飼育ケースがあり、餌を用意できればアリは比較的簡単に飼育を始めることができます。
しかし、しばらく飼育を続けていると思った通りに成長してくれるアリやそうではないアリが出てきます。
「飼育巣の素材は適切だろうか?」
「餌の献立は合っているだろうか?」
「湿度はこれでいいのだろうか?」

アリを上手に飼育するには飼育環境だけではなくアリ達が本来はどのような環境で暮らして何を食べているのかを知ることもとても大事になってきます。
「もっと上手に飼育してみたい」という興味の探求は飼育下のみならず自然下でのアリを知るという奥深さと広がりを感じさせてくれるでしょう。

↓のページではアリの飼育についてまとめてあります。
◆アリの飼育
石膏を使った飼育巣
木材を使った飼育巣
石膏と金網のメッシュを使った飼育巣
石膏と木材を使った飼育巣

「自力でアリを採集してみたい」

たまたま見つけたアリや購入したアリなどでアリの飼育を初め、一通りアリの飼育について理解したら、次はこんな思いが湧き上がってくるはずです。

「今度は自分でアリを採集して飼育してみたい」

アリを採集するにはどのようなアリを狙うのかを考え、採集に向かわなければなりません。

「コロニーを見つけたいのか女王を見つけたいのか」
「そのアリはどんな場所に生息しているのか」
「採集しやすい時期は把握できているか」

「自力でアリを採集してみたい」という興味の探求はアリの生活場所や生活サイクルを知るという奥深さと広がりを感じさせてくれるでしょう。

↓のページではアリの採集についてまとめてあります。
◆アリの採集
草地
森林内
川沿い
枯竹採集

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