蟻のエンサイクロペディア

現在の飼育種③

クロナガアリのコロニー

◆飼育開始年
2019年5月

◆飼育開始時の状態
2019年5月に兵庫県で行われた結婚飛行で新女王5匹を採集。

◆飼育巣
平置き石膏巣→縦重ね型石膏巣→スケルトン巣TYPE B3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
主要な種子餌→Antroomさんで購入した草の種、タンポポの種、赤粟など
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況
採集した5匹の新女王を同居させ多雌コロニーを形成。初年度にワーカー約40匹を産出。
コロニーの成長に合わせ2020年に縦重ね型石膏巣に引越し。ワーカー数は150匹程度に。
しかしその後伸び悩み、2022年にスケルトン巣に引っ越してからはさらに調子を崩してしまう。
コロニーには申し訳ないが、スケルトン巣のような空間の広い巣はあまり合わないことが分かった。
2023年2月現在、女王5匹は健在ながらもワーカーは20匹ほどに...

アシナガアリのコロニー①

◆飼育開始年
2020年7月

◆飼育開始時の状態
2020年7月、日中に結婚飛行後の新女王を採集。


◆飼育巣
小型丸型石膏巣→ANT SHACK社飼育巣→平置き石膏巣スケルトン巣TYPE B3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)
※ただし蜜餌はあまり飲まない

◆現在までの状況
採集した新女王を丸型石膏巣で管理。コロニーの成長に合わせ平置き石膏巣に引越し。2021年春の時点でワーカー数は20匹弱。その後急成長し夏にはワーカー約150匹程に。
2022年1月の時点でワーカー数は200匹以上に。
その後スケルトン巣に引越し後やや調子を落とし3wayメッシュ石膏巣に引越しを行い持ち直す。
2023年2月現在ワーカー数は約150匹。

アシナガアリのコロニー②

◆飼育開始年
2022年7月10日

◆飼育開始時の状態
2022年7月10日の夜、森林内で結婚飛行後の新女王を採集。

◆飼育巣
簡易試験管巣→3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)
※ただし蜜餌はあまり飲まない

◆現在までの状況
採集した女王を簡易試験管巣で管理。飛行2日後の7月12日には産卵を確認。8月下旬に初ワーカー誕生。コロニー化に伴い9月上旬に3way石膏巣に引越し。
2023年2月現在ワーカー数は17匹。

※このコロニーの成長は"一から育てるアシナガアリ"シリーズで追いかけている。

アシナガアリのコロニー③

◆飼育開始年
2022年7月10日

◆飼育開始時の状態
2022年7月10日の夜、森林内で結婚飛行後の新女王を採集。

◆飼育巣
簡易試験管巣→3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)
※ただし蜜餌はあまり飲まない

◆現在までの状況
採集した女王を簡易試験管巣で管理。飛行2日後の7月12日には産卵を確認。8月下旬に初ワーカー誕生。コロニー化に伴い9月上旬に3way石膏巣に引越し。
2023年2月現在ワーカー数は13匹。

キイロシリアゲアリのコロニー①

◆飼育開始年
2013年10月

◆飼育開始時の状態
2013年10月の夜、岐阜県で結婚飛行後の新女王を採集。

◆飼育巣
平置き石膏巣→四面キューブ型立体石膏巣→四面キューブ型立体石膏巣+4連平置き石膏巣→4連平置き石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況
採集した新女王17匹を同居させ多雌状態で管理。
翌年の2014年春、14匹となった女王達のもとに初ワーカーが誕生。淘汰により緩やかに女王の数は減っていったものの、コロニーは爆発的に成長。
2016年7月に4連平置き石膏巣を増設しコロニーは最大規模を迎える。おそらくワーカー数は2~3000匹はいたのではないかと思われる。この頃から巣内にはオスアリが多数出現するようにはなったが有翅雌は生まれず。
徐々にコロニーは衰退に転じているが、2023年2月現在コロニーは健在だ。女王は4~5匹が健在であると思われるが、飼育巣が古くなっているため明確に観察することが難しくなっている。

キイロシリアゲアリのコロニー②

◆飼育開始年
2021年9月上旬

◆飼育開始時の状態
2021年9月上旬の夜、京都府内で結婚飛行後の新女王を採集。

◆飼育巣
小型ワンルーム石膏巣→平置き石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況
採集した女王を小型ワンルーム石膏巣で管理。ワーカーの誕生は越冬を終えた2022年春。
コロニー化後、ワンルーム石膏巣を平置き石膏巣にドッキング。
2023年2月現在ワーカー数約250匹。

※このコロニーの成長は"一から育てるキイロシリアゲアリ"シリーズで追いかけている。

キイロシリアゲアリのコロニー③

◆飼育開始年
2021年9月上旬

◆飼育開始時の状態
2021年9月上旬の夜、京都府内で結婚飛行後の新女王を採集。

◆飼育巣
小型ワンルーム石膏巣→平置き石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況
採集した女王を小型ワンルーム石膏巣で管理。ワーカーの誕生は越冬を終えた2022年春。
コロニー化後、ワンルーム石膏巣を平置き石膏巣にドッキング。
2023年2月現在ワーカー数約250匹。

※このコロニーの成長は"一から育てるキイロシリアゲアリ"シリーズで追いかけている。

ハリブトシリアゲアリのコロニー①

◆飼育開始年
2020年7月

◆飼育開始時の状態
2020年7月に大阪の山林内で木の幹を徘徊する時期外れな女王を発見し採集。

◆飼育巣
小型丸型石膏巣→平置き石膏巣

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況
通常は8月下旬〜10月上旬頃に結婚飛行を行うシリアゲアリの仲間だが、時期外れの7月に女王を発見した。通常の飛行時期に当たらないことからハリブトシリアゲアリではない種の可能性もあるのではと興味を持ちこの女王を採集した。
小型丸型石膏巣でジリジリとコロニーが成長し、平置き石膏巣に引越し。
途中、ワーカーを数匹取り出し種の同定を試みたが、結果はハリブトシリアゲアリであった。
2023年2月現在200匹程度のワーカー規模となっている。

ハリブトシリアゲアリのコロニー②

◆飼育開始年
2020年9月

◆飼育開始時の状態

◆飼育巣
小型丸型石膏巣→試験管セパレーター

◆エサ
主要な蜜餌→ハチミツ、メープルシロップ、スイーツパウダー
主要な肉餌→ミルワーム(生タイプ缶詰)

◆現在までの状況

カドフシアリ女王

◆飼育開始年
2022年10月30日

◆飼育開始時の状態
2022年10月30日、大阪で森林内の林床に落ちた朽ちたドングリから単独女王を採集。

◆飼育巣
擬似ドングリ石膏巣

◆エサ
女王単独の為、少量の蜜エサとわずかな肉エサ(ミルワームやヒラタコクヌストモドキの欠片)など。

◆現在までの状況
採集した女王は擬似ドングリ石膏巣で管理。採集時から既に冬を迎えていた時期であった為、2023年春のコロニー化を目指している。

アギトアリのコロニー①

◆飼育開始年
2022年7月31日

◆飼育開始時の状態
2022年7月31日に大阪にて森林内を歩く脱翅女王を採集。

◆飼育巣
3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
シロアリ、ハエの幼虫などの肉エサを中心に与える。

◆現在までの状況
採集した女王は3wayメッシュ石膏巣で管理。
年内に産卵を開始したが、間もなく冬を迎えた為2023年春のワーカー誕生を目指している。

アギトアリのコロニー②

◆飼育開始年
2021年8月下旬

◆飼育開始時の状態
2021年8月下旬に大阪で行われた結婚飛行で新女王を採集。
2020年に飛行し、2021年にワーカー2匹を産出した後に女王が崩御した初期コロニーからワーカー2匹を受け継ぐ。

◆飼育巣
小型丸型石膏巣→3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
シロアリ、ハエの幼虫などの肉エサを中心に与える。

◆現在までの状況
採集した女王を初期ワーカー2匹とともに小型丸型石膏巣で管理。その後3wayメッシュ石膏巣に引越し。
2023年2月現在ワーカー数は9匹。

アギトアリのコロニー③

◆飼育開始年
2021年8月下旬

◆飼育開始時の状態
2021年8月下旬に大阪で行われた結婚飛行で新女王を採集。

◆飼育巣
小型丸型石膏巣→3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
シロアリ、ハエの幼虫などの肉エサを中心に与える。

◆現在までの状況
採集した女王を小型丸型石膏巣で管理。その後3wayメッシュ石膏巣に引越し。
2023年2月現在ワーカー数は8匹。

アギトアリのコロニー④

◆飼育開始年
2021年8月下旬

◆飼育開始時の状態
2021年8月下旬に大阪で行われた結婚飛行で新女王を採集。
周辺で地表を徘徊していた約10匹のワーカーを採集してこの女王と同居させ、コロニーの状態でスタートさせた。

◆飼育巣
3wayメッシュ石膏巣

◆エサ
シロアリ、ハエの幼虫などの肉エサを中心に与える。

◆現在までの状況
採集した女王を小型丸型石膏巣で管理。その後3wayメッシュ石膏巣に引越し。
2023年2月現在ワーカー数は15匹。

アギトアリ女王⑤⑥

◆飼育開始年
2021年8月下旬

◆飼育開始時の状態
2021年8月下旬に大阪で行われた結婚飛行で新女王を採集。

◆飼育巣
小型丸型石膏巣

◆エサ
シロアリなどの肉エサを中心に与える。

◆現在までの状況
採集した女王を小型丸型石膏巣で管理。産卵はするもののワーカー誕生に至らない女王。

トゲズネハリアリのコロニー

◆飼育開始年
2022年2月

◆飼育開始時の状態
2022年2月に大阪で山林内の朽木の中からコロニーを発見し採集。
※採集時ノコバウロコアリの女王とワーカーも混入していた。

◆飼育巣
擬似ドングリ型石膏巣(中)

◆エサ
シロアリ、ハエの幼虫、ジムカデなどの肉エサ

◆現在までの状況
採集したコロニーは時期が冬ということもありすぐには餌を食べずに心配したが、春を迎えると餌を食べるようになって一安心。女王は産卵を開始しワーカーは餌を幼虫の元へ運び新たなワーカーが生まれるというサイクルを観察することができた。
しかし、2022年の下半期に女王が崩御。
トゲズネハリアリを上手く飼育して観察するという夢は儚く崩れ落ちてしまった。。
2023年現在はワーカーのみが生きている。

コケリウム

◆製作年
2021年2月


◆棲んでいるアリ
ウロコアリヒメムネボソアリ

◆現在までの状況
2021年2月に東急ハンズで購入したアクリルケースに苔専門店で購入した土、苔を配置しコケリウムを形成。
当初はアリ用の野外フィールド的な餌場として活用したいと考えていたが、ムネアカオオアリに盛大に掘り返されて断念。。
2023年2月現在はウロコアリ、ヒメムネボソアリのような小型種が暮らすフィールドとなっている。

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